mini DRSSTC 土台作るよ
とりあえず2次コイルが完成したっぽいので土台の作製に取り掛かりました。ここら辺の加工は以前は木板を手加工ってのが自分の中で主流だったんだけど、最近になってからはCNCなんていう便利なモノが使えるようになってしまったので全部自動加工です()
設計にはAutoCADを使い、OriginalMindのCNCでアクリル&塩ビ板を加工。土台の設計はまぁまぁ適当に進めてしまったのもあって数分で終わりました。今回、1次コイルの形状をどうしようかと悩んだけど、2次コイルと1次コイルの間で放電しない程度に結合係数を稼ぎたかったので、FEMMで磁束をシミュレーションしてよさげなコイル形状を決定。今回はかまぼこみたいな1次コイルとなります(笑)
1次コイルのマウントはこんな形状になりました。コイルを巻いたときに螺旋状にしなければいけないので1つ1つ微妙にくぼみの位置が違います。どれがどれか分からなくならないようにナンバリングして管理。
こんな感じでコイルマウントを板に圧入するように設計。うまい具合にハマってよかった^^
2次コイルの固定は、↑のような棒でコイル内部からテンションをかける事で簡単に脱着できるようにしました。こちらもベースの板に圧入。
ベースはこんな感じに出来上がりました。この1次コイルマウント、実は1次コイルに使うワイヤより微妙に小さくなっているので、パチンとハマるようになってます。てなわけで早速1次コイルを巻いていきます。
巻きました。このパチンとハメる方式、なまし銅管を穴に通して巻いていく方式より圧倒的に簡単だと思いました。まぁ、アルミワイヤだからってのもあるとおもいますが。
インダクタンスを測定してみました。17.38 [μH] で、 Qは54です。
2次コイルをマウントしてみたらこんな感じになりました。
もうこれでええわ…コイル周りはこれで完成とします。