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mini DRSSTC ブリッジ回路不調

 どうも様子がおかしいです。というのも、とにかくパワー素子が死ぬわ死ぬわ…。オシロで各端子間を測りながらいじっていますが、特に定格を超えてそうな雰囲気は無いんですけどねぇ…。いつかの記事に乗っけたIGBTを8つ買ったので早速交換したのですが、早速死にましたね。

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大分粘って検証してはいるのですが、どうにも原因が分かりません(^_^;) スナバコンデンサを比較的良質なものに交換してサージは以前より圧倒的に軽減してるようですが。

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ゲート波形もまぁまぁ悪くはないと思います。ここら辺は波形的にうまくいってそうなのでIGBTの交換に伴った仕様変更はしませんでした。

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各端子間電圧波形だけ見れば、素子が焼けるはずないんですけどねぇ…。

なにせC-E間電圧定格の1/10ほどまでしかかけてませんし。

オシロの電圧波形を破壊原因の推測に使えるのかがどうも微妙なトコロです…。

考えられる原因を列挙してはオシロの波形で潰していってますので。他に検証出来そうな特性は潰していきたいですがブリッジが死んだ後では測定のしようがありません。

 

・C-E間過電圧? -> オシロで見ても超えてない。

・C過電流? -> フィードバックコイルの電圧を測ってもそんなに流れて無さそう。

・G-E間過電圧? -> オシロで見ても超えてない。

・SCSOA? -> オシロで見てもサージそんなにない。

デッドタイム不足? -> 貫通電流は流れて無さそう。

・dv/dt誤点弧? -> 貫通電流は流れて無さそう。

・RBSOA? -> サージ電圧そんなにない。

・過熱破壊? -> 触っても発熱なし。

 

とにかく原因不明でむやみに試験できません、現状オサイフの中身がやばいです^^;

まぁ、どうにせよ、今回のIGBT破壊も前回の秋月IGBT破壊と同じような状況な気がします。なんとなくですが(^_^;)

音も無く焼ける感じで、スライダックの出力電圧を徐々に上げていくと50[V]当たりで突然スライダックがうなり始めてしまいました。

うまく共振しすぎて瞬時電流が600[A]を超えてるのか?とも考えましたが、だったらもうちょっと放電がのびても良いはずです。

原因不明のIGBT大量虐殺をしてしまってなんだか意気消沈しました。

定期試験やレポートも山積みなのでブリッジ回路の原因究明&再設計は当分できないかなぁ…。

こんなにフルブリッジ回路で梃子摺ったのは初めてかもしれません。

経験則、案外アホみたいな簡単なミスのような気もしたりしてます。

 

あ、そういえば面白いものを入手しました^^

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はい。極太リッツ線です。φ3.5[mm]。

中古品なのでところどころ皮膜がはがれてるくさいですが問題無いレベルでしょう。

これでおもしろいものを作ろうとしてますが、実現はいつになるか…^^;

 

お先真っ暗。